リニューアルグループRenewal

リニューアル/トンネル

幹線道路の供用中のトンネルには、建設から数十年経過したものもあり、常に安全な通行を確保する維持管理の重要さは年々増しています。 現在のトンネルには老朽化に伴い、漏水や覆工コンクリートにひび割れ等の変状が発生し、空洞充填・漏水対策・覆工コンクリートの剥落対策・補強が必要なものが多くあります。 当社は、刻々と変化しているリニューアルの新技術を取り入れ、最も適切な工法を選定・提案し、トンネルの補修工事に携わっております。

主なトンネル補修工事
裏込注入工
内面補強工
・剥落防止対策工
・漏水対策工
・ひび割れ注入工

裏込注入工
セットフォーム工法(NETIS番号:CB-040060-VE(旧登録))

セットフォーム工法(NETIS番号:CB-040060-VE(旧登録))

[1]セットフォーム工法とは
既設トンネルの補修工事において覆工コンクリート背面に生じる空隙を硬質発泡ウレタンで充填する工法です。

[2]主な特徴
・硬質発泡ウレタンは、注入後、約1分で硬化し、30分で最終強度が発現するので早期安定性に優れます。
・地山への浸透・逸走が少ないため、注入量の低減が図れ、実空洞量に則した予算での施工が可能です。
・40倍に発泡する硬質発泡ウレタンであれば、搬入する材料も注入量も実空洞体積の40分の1で済みます。覆工コンクリートにかかる自重は30kg/m3と軽量です。
・水中でも発泡硬化し、発泡後のフォームは独立気泡で構成されているため、止水効果に優れます。
・時間の制約を受けず施工できます。また資機材運搬トラックと高所作業車のみで注入できるため仮設ヤードや規制延長による制約を受けにくく施工性に優れます。

[3]実績
約800件(40倍発泡ウレタン)

加入工法協会 ケミカルフォーム協会(1977年設立)

内面補強工
CFパネル工法(NETIS番号:KT-170060-A)

CFパネル工法(NETIS番号:KT-170060-A)

[1]CFパネル工法(旧名称;N'パネル工法)とは
連続炭素繊維シートを内蔵した、高強度で軽量かつ耐候性に優れた成形パネル板で、コンクリート構造物を補強する工法です。

[2]主な特徴
・従来の現地での貼付工法とは異なり、工場生産であるため品質の安定が確保されます。
・既設コンクリートとの一体化をパネル設置後行うため、外気温の影響を受けにくく、特に冬季の補修・補強に適しています。
・パネルは現地の形状に合わせて加工してくるので施工が容易です。内蔵された連続炭素繊維シートは目付量や層厚数を目的に合わせて選定できるため、特に何層も重ね貼りする場合などは有利です。
・壁面の曲率に合わせたR加工が可能なため内空半径の小さな導水路トンネルでも施工が可能です。
・内蔵シートをビニロンクロス繊維シートに変更した剥落対策用パネルもあります。

[3]実績
約150件

加入工法協会 CFパネル工法研究会(旧エナックス工法研究会)(旧N'パネル工法研究会)

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